坂名	地蔵坂 （じぞうざか）	別名
所在地	地図g	中央区中寺2丁目と1丁目の間から谷町9丁目と8丁目の間
	目印	専修院前を通り谷町通りまで。坂上南側に専修院。
坂の特徴	坂の方向	東へ上る
	長さ	180ｍ
	斜度	やや急な坂（高低差8ｍ，平均斜度2.5度）
	形態	ほぼ直線のスロープ
標識	専修院前に「旧蹟　地蔵坂」と刻まれた石標がある。
由来　他	坂名は専修院に祀られた頬焼地蔵尊に由来する。 　むかし、相模国の助太夫という男の家に下女がいた。女はお地蔵様を深く信仰し毎日昼食を田畑で働く人に運ぶ途中初穂を地蔵尊にお供えしていた。これを知った助太夫に女は折檻され頬に火箸を押し付けられ気を失った。気が付くと火傷を負ったはずの傷は消え、お地蔵様の頬が焼けただれていた。以後お地蔵様を身代り頬焼け地蔵菩薩と呼んで多くの人達が参詣した。」（『摂津名所図会』より要約）
命名時期
参考文献	�@『大阪市の旧街道と坂道』大阪市土木協会・大阪都市協会　S60刊 　�A『摂津名所図会』
写真	撮影日	2012.11.10	撮影者	KohMotoki
地蔵坂は「頬焼地蔵尊」を祀る専修院付近で 　やや急となって東へ上る 専修院前に立つ坂標には 正面に 　「浄土宗一向山専修寺」左右に 　「旧蹟地蔵坂」「子育厄除頬焼地蔵尊」 　と刻まれている