坂のプロフィール 地域・No. 埼玉・上尾市−4
報告者 M,Kushida
報告日 2011年09月24日
登録日 2011年09月25日

 

坂名 稲荷坂 (いなりざか) 別名
所在地 地図g  上尾市畦吉
目印  上尾丸山公園・自然学習園の東側。寺坂の道を北側に進む。
坂の特徴 坂の方向  南東方向より北西方向に上る
長さ  130m
斜度  ほぼ緩やか(高度差1m,平均斜度0.6度)
形態  右に湾曲しながら上る
標識  坂上と坂下に「稲荷坂」と書かれた標識がある。
由来 他  この坂(道)は、1971年度に農業環境基盤整備事業の一環として、畑の中に新しく造られた。道幅の狭い旧道は新道の東側を迂回する形で残っており、その昔、旧道沿いにお稲荷さまがあったということから、地域の人たちは稲荷坂と呼んでいた。県の「神社明細帳」にもこの地域にあった稲荷神社が1907年に諏訪神社に合祀されたと記されている。現在、神社は跡形もなし、当時を偲ばせる愛称だけが旧道から新道に引き継がれている。(広報 あげお 1990.6.1 より)

 上尾市では、1988年7月の市制30周年を機に市内の由緒ある通り・坂道の貴重な愛称を保全していこうと坂道では11路線を決め、標識柱を坂道では22ヶ所に設置した。(広報あげお 1988.7.1 参考)

命名時期  
参考文献  広報 あげお 554号 1990.6.1
 広報 あげお 508号 1988.7.1
写真 撮影日  2005.9.4 撮影者  M,Kushida

坂下側より
坂下側より坂上を写す
坂下側より、左:新道(稲荷坂)、右:旧道
坂下側より
 左側が新道(稲荷坂)
 右側は旧道
坂下の「いなりはし」
坂下の「いなりはし」と
 「稲荷坂」の標識
坂上側より
坂上側より坂下側を写す
坂上の標識
坂上の「稲荷坂」標識

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