profile/おくまん坂
 
  坂のプロフィール 地域・No. 静岡・伊東市−1
報告者 M.Ogawa
報告日 2011年3月27日
登録日 2011年3月27日

 

坂名 おくまん坂 (おくまんざか) 別名  億萬坂(おくまんざか)
 熊野坂(くまのざか)
所在地 地図g  伊東市物見が丘
目印  熊野神社の北から物見塚公園を回って市役所の西まで
坂の特徴 坂の方向  坂下は南に,全体として南南東に上る
長さ  540m
斜度  やや急坂
形態  大きく左右に曲がりながら上る
標識  坂下に説明板があり,次のように書かれている。

     億萬坂
 玖須美消防会館より伊東市役所横に至る通りを「熊野坂」と称している。また通称を「億萬坂」ともよぶ。左手山上に鎮座する熊野神社が名前の起こりである。通称の「億萬坂」は「くまのざか」「おくまのざか」が訛り「おくまんざか」と移行したのであろう。
 熊野信仰は和歌山県南部にある熊野三山(本宮・新宮・那智の三社)に対する信仰で,平安時代,浄土信仰の波及と共に普及し,修験道の一大道場ともなって,一艘庶民の信仰を広め,参詣する行列のさまを「蟻の熊野詣」と呼んだ程に,多くの参拝者で賑わった歴史がある。
 入り口右には,明治初期まで「大正院(大勝院)」という曹洞宗の寺があり,その上手には「十王堂」があった。 明治初期の道筋は,獣道のようなもので,一本松とも呼ばれた物見の松に通じ,岡村に至る道筋もあった。
        伊東市・松川周辺地区まちづくり推進協議会
由来 他  坂の途中にある熊野神社が名前の起こり。「くまのざか」がなまって「おくまんざか」となったのだろう。(標識より)
命名時期
参考文献
写真 撮影日  2009年6月 撮影者  KohMotoki

おくまん坂 おくまん坂
おくまん坂    .

おくまん坂 説明板
おくまん坂 説明板                    .

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