坂のプロフィール 地域・No. 東京・羽村市−7
報告者 M.Ogawa
報告日 2011年11月04日
登録日 2011年11月04日

 

坂名 お寺坂 (おてらざか) 別名
所在地 地図g  羽村市羽東1丁目
目印  都道163号(羽村瑞穂線)が新南多摩街道と交差する地点から 多摩川方面に下る坂
坂の特徴 坂の方向  坂下は東に,途中から東北東に上る
長さ  200m
斜度  緩やか(高低差6m,平均斜度1.7度)
形態  途中で少し“く”の字に曲がる
標識  坂途中に“馬の水飲み場”の遺構があり,そこに羽村市が建てた標識がある。
間の坂 (沢の坂)    馬の水飲み場とお寺坂
 ここには, 豊かな湧き水を利用した馬の水飲み場がありました。 坂の下に住む農家の人たちは, 畑がハケ上(段丘)にあったので, この坂に大変苦労し, 肥料や収穫物の運搬は,荷車を引く馬に頼っていました。 このため急な坂をのぼった所に水飲み場を作り, 馬をいたわりました。
 明治二十七年(1894)に青梅鉄道が開通してからは, 多摩川の砂利を羽村駅まで運搬する馬の水飲み場としても大いに利用されました。
 この坂は, 近くに禅林寺があるので, お寺坂と呼ばれ, 明治時代の中頃までは, 荷車がやっと通れるほどの道幅でした。
     昭和六十二年三月
        羽村市教育委員会
由来 他  近くに禅林寺があるのでお寺坂と呼ばれた。(標識より)
命名時期
参考文献
写真 撮影日  2003年10月 撮影者  M.Ogawa

お寺坂 坂下より お寺坂 標識
お寺坂 坂下より
お寺坂 標識

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