坂のプロフィール 地域・No. 東京・文京区−44
報告者 M.Ogawa
報告日 2010年3月11日
登録日 2010年8月12日

 

坂名 金剛寺坂 (こんごうじざか) 別名 新鳶坂(しんとびざか)
蝙蝠坂(こうもりざか)
所在地 地図g  文京区春日2丁目
目印  本田労働会館わきを通って 地下鉄丸ノ内線を越え,"巻石通り”交差点近くに出る 狭い道。
坂の特徴 坂の方向  坂下は北北東に,坂上は北に向かって上る
長さ  110m
傾斜  かなり急坂(高低差10m,平均斜度5.2度)
形態  途中わずかに“く”の字に曲がる
標識 坂上に文京区が設置した標識がある。
金剛寺坂  こんごうじざか   春日2-4と5の間
 江戸時代,この坂の西側,金富小学校寄りに金剛寺という禅寺があった。
 この寺のわきにある坂道なので,この名がついた。小石川台地から,神田上水が流れていた水道通り(巻石通り)に下る坂の一つである。
 この坂の東より(現・春日2-20-25あたり)で,明治12年に生まれ,少年時代をすごした永井荷風は,当時の「黒田小学校」(現在の第5中学校のあるところ,昭和20年廃校)に,この坂を通ってかよっていた。
 荷風は,昭和16年ひさしぶりにこの坂を訪れ,むかしを懐かしんでいる様子を日記に記している。
          文京区教育委員会   平成元年3月
由来 他  江戸時代,この坂の西側に金剛寺という禅寺があり,その脇にある坂なので,この名がついた。(標識より)
命名時期  江戸時代
参考文献
写真 撮影日  2002年1月 撮影者   M.Ogawa


金剛寺坂 金剛寺坂
金剛寺坂 標識
金剛寺坂

「東京23区の坂」リスト | 全国の坂リスト