坂名	師団坂 （しだんざか）	別名	工兵坂（こうへいざか）
所在地	地図g	北区赤羽台3丁目と4丁目の間
	目印	東北新幹線の高架沿いに北西に進み，新幹線が赤羽八幡神社付近でトンネルに入るあたりから ゆっくり北に曲がりながら星美学園の正門前まで上る坂。
坂の特徴	坂の方向	坂下は北西に，坂上は北北西方向に上り坂
	長さ	250ｍ
	傾斜	かなり急坂（高低差15ｍ，平均斜度3.4度）
	形態	“く”の字型に曲がりながら上る坂
標識	坂の中央付近に，北区が設置した標識が建っている。 師団坂　　しだんざか 　この坂は，旧陸軍の近衛師団と第一師団に所属した 二つの工兵大隊に向かう坂道でした。明治20年(1887)8月から9月にかけてこれらの工兵大隊が現在の丸の内1丁目から赤羽台4丁目内に移ってきたので，坂はつくられました。 　この坂は「工兵坂」とも呼ばれ，休日などの際は 軍人や面会者の往来で賑わいました。当時の工兵隊の兵営は，「赤羽の兵隊屋敷」と呼ばれ，工兵隊による浮間橋の架橋や花見時の兵営開放などにより，付近の住民にも親しまれていました。 　現在，兵営の間にあった練兵場は 住宅地となり，第一師団工兵大隊兵営跡は学校法人星美学園の敷地となっています。 　　　　　　　　　　平成四年三月　　　東京都北区教育委員会
由来　他	この付近一帯には，かつて，工兵隊（近衛師団・第一師団）があり，そこに続く坂だったことが名前の由来。（「北区景観百選」より）
命名時期
参考文献	ウェブサイト「北区景観百選」 北区広報課
写真	撮影日	2002年12月	撮影者	M.Ogawa
師団坂